片づけは本人がやるのが大原則。
子どもが押し付けることなく、自ら生前整理をする親とはどんな親でしょうか。
【写真】押し付けはない世界観通りのオブジェ@東京ディズニーランド(2021)
「必要性の理解」
親が亡くなった後、子どもが遺品整理で困るからと言って、子どもが親に生前整理を押し付けても、理解してくれるとは限りません。
親自身がその必要性を理解することが早道であり、肝と言えます。
自分の安全のためであったり、子どもや孫が出入りしやすい空間作りのためと思えば、納得しやすくなることでしょう。
「価値観の理解」
いまの若い年代の人達は所有欲が少なく、自宅や車などシェアすることに抵抗がないと言われています。
一方で、60代以降くらいの世代は、消費社会を生き抜いた年代であり、モノが多いことが豊かと考える価値観を育んできました。
これらの時代に伴う価値観の変化を親自身が理解することで、整理の必要性に気づいてくれることでしょう。
「時間との闘い」
高齢者になれば、人生の終盤に差し掛かろうとしていることは否定できません。
生前整理に取り組み始めた方であっても、思いのほかの作業量で精神や体力が疲弊して挫折することもあり得ます。
残りの限られた時間の中での危機感を持った取り組みや、着実に前に進もうとする根気を持つことで、困難も乗り越えられることでしょう。
【編集後記】
日が長いからか、活動している時間が自然と長くなっている気が。
明るい時間に休むのは気が引けるものの、意識的に休まなければ。
今年の夏は長そうなので、より体調に注意します。
【1日1新】
・Advanced Ads