定年退職後の行く末

会社員として定年まで勤め上げ、その後は退職金と年金で生活するのが普通の時代がありました。
いまも通用するかもしれませんが、寿命が伸びた高齢者の生き方は、多様化していると感じます。

※使い古された船の行く末は屋根@ルックアウト・クックアウト(2024)

60歳・65歳の自分

大学生の時の就職活動では、転職を見据えて会社を決めていた訳ではなく、定年退職まで勤めるのが前提だった気がします。

周りもそうだったはず。
人事異動を何回か経験したとしても、同じ会社に40年近くいることに不安を感じていました。

会社員の仕事が自分に合っていて、好きであれば何の問題もありませんが、そうでなかったので早めの方向転換を考えました。

生きがい

何のために自分は仕事をするのか、どんな仕事なら自分はしたいのか、仕事をする根本的な動機を社会人になってから真剣に考え直したのを覚えています。

また自分の性格が飽きっぽいところがあったので、人生を通して長く興味を持てる仕事を生きがいにしたいと考えていました。

そう考えた結果、広く人の役に立てる税金について学び、興味のあるお金のやりくりを仕事にしようと税理士を志しました。

いまを大切に

税理士として42歳の現在、60歳・65歳になるまでまだ20年近くあるので、将来どうなっているか予測はできません。

独立していれば定年がないので、60歳過ぎも税理士として働いているかもしれません。
楽しいから働いているのか、お金がないから働いているのか、それ以外か。

将来のことは予測ができないし、予測する意味もあまりない気がします。
将来も働ける独立の道を選んだのなら、いまの時間を大切にするだけで良いのではないでしょうか。

■編集後記
娘(5)は母親と近所のスケート場へ。
寒いのが苦手な父親は家で留守番。
タスクを実行する良い時間に。

独立

Posted by スティッチ