エンディングノートの名前が勧めにくい
相続対策をする上で、財産を残す人から財産の情報を聞き出しておくことはとても大切です。
それを本人が自覚していれば良いですが、残される人から提案するのはやりづらいものです。
【写真】お勧めしたい見晴台@軽井沢 碓氷峠(2015)
エンディングノートとは
自身に何かあったとき、家族が対処する際に困らないよう、情報を残しておくノートがエンディングノートと呼ばれています。
1990年代に葬儀返礼品を扱う会社が作った「マイ・エンディング 私の準備ノート」が起源とされ、書籍化等により広まっています。
相続登記の義務化に関連して、法務省までもが冊子をつくっていますが、とある信託銀行の調査によれば、世間での使用率は15%程度のようです。
配慮した別名とは
人生の終わりに向けてノートをつけるというのは、残された家族のことを思えばやった方が良いのはわかりますが、気が乗らないものです。
ましてや自分以外から提案されるのも気が滅入りそうで、逆の立場になって提案するのも気が引けてしまいます。
せめてノートの名前だけでも、もしもノートや、万が一ノートなど、前向きな名前に変えておきたいものです。
前向きに生きて欲しい
前出の信託銀行の調査によれば、財産を残す人のうち、自身が病気等で体が弱った時期になってから相続を考え始める人が、半数程度とされています。
自分の死期を感じ取ってから動き始めるということなのでしょうが、どんな精神状態で進めていくのか、思いやられます。
財産を残してもらう人にとってはありがたい話ですが、できれば元気なうちに済ませてもらい、最期まで前向きに生きてもらいたいものです。
【昨日の小話】
遠出の予定がなく油断していた中、娘(6)の友達家族と急遽御苑へ。
暑さがやや落ち着いていたからか、平日の景色と違って大混雑。
数年前と変わって一新された施設や、フカフカな芝生の効果か。
【昨日の初挑戦】
・屋外でカードゲーム(UNO)