「教学相長ず」の大切さ

恥ずかしながら「教学相長ず」という言葉を最近知りました。
意味に納得したのと同時に、これから大切にしたいと感じる言葉でした。

※子どもから学ぶことはたくさん@新宿御苑(2020)

教学相長ず

中国の古典に由来する言葉で、goo辞書によれば、人に教えることと師から学ぶこととは相補い合うもので、両方を経験してはじめて学業も向上する、という意味でした。

ChatGPTからはもう少し噛み砕いた回答があり、教えることによって自分自身も新たな知識や理解を深め、学ぶことによって教える側の力量も高まるという相互作用を表すという意味のようです。

この言葉を聞いて初めに頭に浮かんだのは、良く言われる話で、インプットとアウトプットのどちらかだけでなく、両方が大切という話でした。

これまでの実体験

この言葉を実践したのは大学4年の部活動が最初だった気がします。
後輩へ技術を事細かに教えることで、自分の頭の整理にもなり、より技術習得に力が入りました。

勉強に関しては、これまで教え合う機会はなかったのですが、保険会社時代のセミナー講師をしたときは、平易な言葉遣いやシンプルな考え方を伝えようと四苦八苦したのを憶えています。

これまでは本を読んだりセミナーへ参加しても、インプットだけで満足してしまい、それをアウトプットすることがなかなか無く、クレクレ君になっていたかもしれません。

これからの行動

税理士の仕事は知識のインプットに苦労することがこれまで多かったですが、それだけお客様から求められているということであり、積極的にこれからアウトプットをしてお役に立ちたいと感じます。

ひとり社長やフリーランスは、好きなだけ自分が選んだ仕事に突き進めるというメリットがあるので、アウトプットとインプットを繰り返すことが可能であり、能力がどんどん上がるはずです。

いまの自分の立場であれば、とことん追い求められるので、日々それぞれを積み重ねて、能力を高めていきたいものです。

■編集後記
娘(5)と初めて映画館へ行こうと計画中。
ムビチケを購入したものの使い方にやや苦戦。
3日前から座席予約ができるとは予約が楽しみ。