大は小を兼ねるはず
大は小を兼ねる、ということわざがあります。
小さい頃に聞いて納得しましたが、当てはまらないパターンもあるような気がするので、鵜呑みにしない方が良さそうです。
※すごく大きなしめ縄@出雲大社(2018)
リアル
大は小を兼ねるの意味は「大きい物は小さい物の代わりとしても使える。 小さい物より大きい物のほうが使い道が広く役に立つというたとえ」(故事ことわざ辞典より)。
片づけで考えると、例えば収納が大きいとモノが多くても役立つということがあります。
一方で、収納を大きくすると部屋の中の動けるスペースが小さくなるデメリットも考えられます。
他に衣服の場合では、サイズが大きいほうが窮屈な思いもなく、着やすくなります。
一方で、動きにくかったり、見た目が野暮ったいというデメリットがあります。
デジタル
パソコンまわりの世界ではどうでしょうか。
クラウドストレージは容量が大きければ、多くのファイルの保存ができます。
一方で、ファイル名など保存の仕方が曖昧だと、探すのが大変です。
写真の画素数が大きいと、文字や映像が細くきれいに見えます。
一方で、1枚の情報量が多いので、限られた保存容量の中では枚数が少なくなります。
使いよう
大は基本的に正義だと感じます。
ただ、それは表裏一体なので、状況に応じて使い分けるのが賢明ではないでしょうか。
何事にも良い面と悪い面はあります。
なるべく良い面を伸ばし、悪い面は目立たせないよう、それぞれ工夫したいものです。
■編集後記
とある閲覧室を利用していたところ、
利用者2人のうち1人が延々と咳き込む。
自分だったら退室するのになぁと違和感を覚える。