税理士あるある
試験勉強や税理士事務所勤務を経験すると、そこで独特のルールがあったりします。
一般人の生活とはかけ離れていたりするので、振り返ってみるとゾクゾクします。
※イッツ・ア・スモールワールドのように違う世界@ディズニーランド(2021)
試験勉強
理論では文字を書き続けるので、練習や模試では手が痛くなります。
そうならないようにするため、ペンにはこだわります。
筆圧をかけないように、万年筆や、ゲルインク、極太のボールペンなど人によって様々。
自分は極太のを使っていました。
計算用のボールペンと使い分ける人も多かったのではないでしょうか。
計算用は、問題文と見た目の区別がつきやすいように、青色のを使っていました。
電卓もメーカーによって操作方法が異なるので、シャープかカシオの2大派閥があった気が。
税理士事務所
ペンで言えば、消せるボールペンのフリクションは必須でした。
紙の調書に作業者が赤色でチェックを入れ、チェッカーが青色で同様にチェック。
紙を使わなくても仕事ができるとは、当時想像もしませんでした。
条文通達を調べる際には、辞書のように分厚い条文集を使い、税務六法と税法六法の2大派閥が。
ネットで見れば良かったのに、事務所の雰囲気に呑まれていました。
深夜残業も繁忙期にはあたり前というのは、良くない風習でした。
傍から見ると
一般企業で勤めた後、税理士事務所へ転職したときは、違和感しかありませんでした。
根性や気合いで押し切ろうとする雰囲気があり、合理性や効率化とは無縁だった気がします。
でも数ヶ月もするとその雰囲気に慣れてしまうのは怖いものです。
2年足らずで退職しましたが、それ以上働き続けることが想像もできません。
独立するために実務経験の修行が必要、と思って無理に働き続けるなら、違和感を覚えたことを忘れず、その直感を信じた方が良いでしょう。
無理をすると必ず後で支障をきたします。他にやり方はいくらでもあるはずです。
自分らしく生きよう。大家の師匠から教わった言葉が心に染み渡ります。
■編集後記
今日1日は自転車やクルマで移動。
シェアサイクルは空きがなく乗れず。
カーシェアは事前予約があって便利。