自分が遺すなら

2024年11月21日

財産を多く持っている人には、多く持っているなりの悩みがあります。
多く持っていたほうが良いのでしょうが、それをそのまま子孫に遺すのが良いのでしょうか。

※子どもが小さいうちは思い出づくりに没頭@新宿御苑(2023)

遺すなら

子孫にはお金の不自由はさせたくない、という想いを親なら多くの方が持っているでしょう。
ではそれはいくらなら良いのか、また生前ではだめなのか、現金なのか株なのか不動産なのか。

財産を多く持っているからこその悩みがあります。
財産に相続税がかかるため、節税のための相続税対策をするという方もいらっしゃいます。

また何を誰に遺すかを考えるための相続対策をされる方もいらっしゃいます。
相続に関するビジネスが数多くあることから、それだけ需要があるのかもしれません。

使い切れないなら

いわゆる富裕層の方で、使い切れない程の財産がある方は、自身の事業とは別に非営利法人を設立し、社会貢献活動をされるという方もいらっしゃいます。

ふとしたご縁で、そのような方のお手伝いをしていますが、やはり他の人とは異なり、視座の高さの違いに驚かされます。

ビジネスで成功されたからこそ得た視点で、国や自治体の手がまだ回らないような取り組みを積極的に行い、本当に世の中を良くしていこうという気持ちを強く感じます。

自分なら

遺すほどの財産はないため、語る立場にありませんが、だからこそ自分の経験や家系の想いを伝えていきたいと感じます。

将来子ども自身が、自分がどんな風に育ったか、色んな経験を積み、そこから学び、嬉しい悲しい家族との思い出をたくさん作れたと感じてもらえるのが理想です。

お金はあとからついてくると信じて、自分の倫理観や使命感を忘れず、日々の活動に取り組みたいものです。

■編集後記
今日はとあるお手伝いで久々に丸の内へ。
忘れかけたビジネスマンたちの活気に
刺激を受ける。たまに良い社会科見学。

相続

Posted by スティッチ