断捨離と片づけ
片づけの初めのステップは捨てること。
捨てることにフォーカスした断捨離という言葉には、どんな意味があるのでしょうか。
※邪魔なものは何ひとつない海と空@沖縄・瀬底島(2023)
最近の造語
中国や日本の古くからある言葉だと勝手に思っていましたが、1976年の書籍で使われたのが最初という説があります。
ヨガの「断行・捨行・離行」から生まれた言葉で、「断」は入ってくる要らないモノを断つこと、「捨」は家にあるガラクタを捨てること、「離」はモノへの執着から離れることを表すとされています。
広く知られるようになったのは、2009年のやましたひでこさんの書籍「新・片付け術 断捨離」がきっかけで、2010年には断捨離が流行語になっていました。
提唱者
片づけと言えば近藤麻理恵さんが有名で、アメリカでも動画が人気なので、業界の第一人者と思っていました。
しかし、それより前にやましたひでこさんが断捨離として片づけの効果を提唱していたのは、あまり世間では知られていないかもしれません。
財団を作り、検定やトレーナーなる講師を育成するなど、幅広く周知するための活動をされている様子です。
思想
「モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方」が思想にあり、公式なやり方でないかもしれませんが、その効果は納得です。
一方、近藤麻理恵さんはモノを捨てることにフォーカスせず、気に入ったモノを残すことにフォーカスしており、片づけのアプローチが違うようです。
まあ、どっちでも良いですが、ゴチャついているよりスッキリした方が良いので、モノに振り回されず、自分のやりたいようにやれる人生を送ってみたいものです。
■編集後記
娘(5)が先週末からの体調不良から
ほぼ復活。明日からまた賑やかに
なりそう。遊べるうちに遊んでおこう。