相続税申告での気づきにくい債務

相続税の計算は財産から債務を引けるので、財産と同時に債務の金額も大切。
亡くなるタイミングによっては、気づきにくい債務もあるので注意が必要です。

※気づきにくいミーコ@ファンタジースプリングス(2025)

相続税における債務

一番わかりやすいのは借金です。
事業をやっていたらあるかもしれませんが、その他に多いのは住宅ローンではないでしょうか。

住宅ローンで注意なのは、団体信用生命保険がついている場合です。
いわゆる団信がついている場合、住宅ローンは債務になりません。

支払われる保険金が住宅ローンの返済にあてられるのが確実なためです。
その他には葬式費用がよくある債務と言えます。

気づきにくい債務

例えば不動産をもっている人が3月に亡くなったとします。
不動産には固定資産税がかかり、4月頃に市区町村から課税の案内が来ます。

3月に亡くなっているので、4月に案内が来ても払わなくて良いと思うかもしれませんが、固定資産税は1月1日時点の所有者に1年分の支払い義務があるため、債務に入れる必要があります。

同じように住民税も1月1日時点の住所がある市区町村から、普通徴収という自分で払う方法であれば1年分の納税の案内があります。

支払いは相続人が

このような固定資産税や住民税は、亡くなった方に支払い義務があった以上、今度は相続人が払わなくてはなりません。

期限までに支払いが間に合わなければ延滞税がかかり、その延滞税は相続税の債務にならないので注意が必要です。

プラスの財産より後回しにしがちな債務。
相続税を減らせる可能性があるので、きちんと把握しておきたいものです。

■編集後記
お手伝いをしている事務所で確定申告の
案件をいくつか担当。紙での作業をいかに
減らせるか試行錯誤中。効率化を図る。

■親育ち日記
自宅で映像を観る時間を短縮するよう、
娘(5)と昨日約束。今日きちんと約束を
守っていた。父も約束事を増やそうかと。

相続

Posted by 管理人