不動産オーナーも楽じゃない
相続税対策のひとつに不動産への資産の組み換えがあります。
甘い言葉に惑わされず、賃貸業の経営者としての自覚を持ちたいものです。
【写真】炎天下のイベントの設営は楽じゃない@東京ミッドタウン(2025)
「相続税の評価減」
相続税では財産の種類によって評価方法が変わり、金融資産よりも不動産の方が評価額を下げられることがあります。
相続税の負担を減らす効果は魅力的であり、それをうたい文句に不動産を売ろうとする人がいるのは事実です。
富裕層の多くが不動産を持っていることからも、実際に節税できている人は多くいることでしょう。
「オーナーの自覚」
オーナーになれば不動産賃貸業の経営者の立場となり、経営判断が多少なりとも発生します。
信頼のおける管理会社に運営はお任せして、自動的にオーナーへ家賃収入が入る仕組みができれば、楽なことでしょう。
ただし、そのようなリスクの低い不動産は得てして高額なため、低額でリスクの高い不動産を購入すれば、その後が思いやられます。
「相続人への想い」
相続を考える上で、節税は大事ですが、決して優先順位が高いとは言い切れません。
それよりも、相続人を思いやり、相続人にとって負担の少ない相続ができれば良いのではないでしょうか。
財産を残してあげるのが愛情なのか、あえて残さず自力で行きてもらうことが愛情なのか、自分なりの考えを見つけておきたいものです。
【今日の小話】
小学生の夏休みは残り10日を切り、ラストスパート。
最後にゆっくりしたいのも束の間、我が家はイベントが続く。
宿題が終わっているのはせめてもの救い。
【今日の初挑戦】
・MIDTOWN SUMMER 2025