相続する側の身になる
良かれと思って財産を相続させようと思っても、相続人が良く思うとは限りません。
また、思ってもいない負担が相続人にかかるようでは、残念な結果にしかなり得ません。
【写真】高いところから俯瞰してみる@ロサンゼルス・グリフィス天文台(2011)
双方2人の問題
思い入れがある財産は手放したくないでしょうが、墓場までは持っていけないので、死後のことも考えなければなりません。
相続人が相続しても不都合はないか、相続人の考えをできるだけ反映できるような生前の対策が有効です。
もし相続人が相続によって不利益をこうむるようであれば、相続放棄も選択肢のひとつとなり得るでしょう。
賃貸物件の連帯保証
例えば賃貸不動産のオーナーが物件取得の際に銀行借り入れをして、相続人がその借り入れの連帯保証人になっていたら、相続放棄はできません。
連帯保証人が債務を相続せざるを得ないからであり、賃貸経営が不調でも、将来の大規模修繕などで大きな負担が見込まれていてもやむを得ません。
賃料収入を得られる不動産は魅力的に映るかもしれませんが、決して甘いものではないので、相続人には経営能力が求められます。
出口に責任を持つ
不動産に限らず財産を死後誰かに託すなら、財産の取得から最終的なゴールまで、どのようなストーリーを描いていたのか、伝えておきたいものです。
特に何も考えずに託すのなら、無責任と言われても仕方がないので、その場合は相続人がどのように対処すべきか、一緒に考えるのが筋でしょう。
いずれにせよ、相続では当事者間でのコミュニケーションが求められますので、専門家などの第三者を交えてでも、事前に対策はしておきたいものです。
【今日の小話】
外出先にてデザリング中にiPhoneの充電が切れるハプニングが。
Macbookでのビデオ通話が途切れるも、充電コードを見つけてなんとか。
手持ちのモバイルバッテリーが重いけれど、時には持ち歩かねば。
【今日の初挑戦】
・娘のとある習いごとの体験申し込み