感情の生き物だからこそ

相続税対策としての知識などのノウハウは、世の中にいくつも出回っています。
相続が難しいのは、それらのほか、関係者の感情に配慮することです。

【写真】興味関心が止まらない@ユネッサン(2025

「相続ビジネスの市場」

近年の高齢者増加に伴い、厚労省が6/4に発表した2024年の人口動態概数年報によれば、死亡数は160万5298人を記録しています。

前年から2万9282人増え、戦後最多となっており、今後40年近く同水準のままとも言われています。

そのため、相続にまつわるビジネスは今後も安定的に需要があると考えられています。

「相続税対策のノウハウ」

銀行や保険会社などの金融機関をはじめ、税理士・弁護士・司法書士などの士業の専門家に相続の相談をすれば、あらゆる節税の提案を受けることでしょう。

生前贈与、不動産、生命保険などを活用して、手間暇をかければ節税になると教えてもらえるかもしれません。

しかし、これら相続税対策のノウハウを実行するにあたっては、遺す側と相続する側の関係者同士での意見の一致が求められます。

「感情への配慮」

仲の良い兄弟であっても、親の相続にあたり揉めないとは言い切れません。

また親が遺した財産について、良く思っていない相続人もいることでしょう。

相続税対策が机上の空論にならないよう、遺す側と相続する側の両方の立場を尊重し、心理学の考えも取り入れながら、感情へ配慮しておきたいものです。

【今日の小話】
娘(6)の夏休みが今日で終了。
ずっと夏休みが良いと言うほど満喫できたのは収穫。
明朝起きられるかがとても心配。

【今日の初挑戦】
・赤坂青野 とりどり