最悪の場合を想定して独立に備える
やりたいことがあったら、やった場合のメリットばかりに目が行き、デメリットやリスクにはあまり目が行かなかったりします。
悪い方向の想定も、冷静に考えられるようにしておきたいものです。
※自分が骨になったら最悪…(2022@多摩動物公園)
メリット・デメリット・リスクを考える
何かの決断をするとき、メリットやデメリットをささっと比較することがあると思います。
メリットは利点や長所、デメリットは欠点や短所。
それらを並べて判断するわけですが、リスクの観点も加えておきたいものです。
リスクとは危険性であり、避けられる可能性があるもの。
一方、同じ負のイメージで使われるデメリットは避けられないもの。
リスクがある場合でも、その危険性を避ける・減らす方法を用意しておけば良いのです。
リスクを減らすには
例えば独立起業を考えた場合、生活できなくなってしまうのが最悪のケースです。
そのため、独立前に生活費の半年分程度は用意しておくのが良いと、一般的には言われています。
すでに生活資金が潤沢にあったり、生活に困らない何か手段を持っていれば話は別ですが…。
いくらの生活費を用意すれば安心か、人それぞれでしょうが多いに越したことはありません。
給与や賞与から貯金して生活費を用意しようと思えば、それなりに時間がかかるかもしれません。
自分の場合は貯金をそれなりにした上で、融資も受けました。
借金です。
借金と聞いて抵抗のある人も多いと思います。自分もそうでした。
ただ、生活費が賄えなくなるリスクを減らし、時間を節約する方法としては有効と判断しました。
また、ただ借りたお金を消費するだけで、返す目処が立たなくなれば、それは悪い借金です。
一方、借りたお金を元手に、返すお金を超える収入があれば、それは良い借金と言えます。
きちんと事業計画を作って実行すれば、良い借金になる可能性は十分にあります。
リスクと向き合う
借金を勧める訳ではありませんが、生活費が賄えなくなるリスクを減らす方法にはなります。
他には、勤務先で副業が認められていれば、独立前にまずは副業で始めてみるのもありです。
また、独立後に関連する副業で安定収入を得ておく、というのもあるかもしれません。
デメリットに改善の余地はありませんが、リスクには低減の余地があります。
リスクと向き合い、いかにリスクを減らせるか、色々な方法を考え、自分に合った方法を見つけてみるのが良いのではないでしょうか。
■編集後記
今日はとある面接練習をしましたが、うまくいかず…。
冗長にならないよう注意していた結果、回答が短すぎたらしく、
もっと膨らましてと。塩梅が難しいけれど練習します…。