申告納税制度と税理士
日本の税金の多くは、自主的に納税額を計算する制度を取っています。
そのサポート役を担うのは税理士ですが、税金の計算だけで終わらせたくないものです。
※いろんな姿を見せるミッキーマウス@代官山ヒルサイドテラス(2025)
国のため
固定資産税や不動産取得税など一部の税金は、役所からの支払通知を受けて納税します。
一方で所得税や法人税、相続税など多くの税金は、自分自身で税額を計算しなければなりません。
国や地方が法律で定めているので、そうせざるを得ませんが、国民にとっては大きな負担です。
その負担を和らげるための窓口には税務署があり、困ったら相談には乗ってくれます。
税務署は申告のやり方や納税の方法を教えてくれることでしょう。
同じような役割を担えるのは税理士もいますが、税務署と違って有料となることが一般的です。
お客様のため
税務署は税金の計算のアドバイスはしてくれるでしょうが、実際の計算はしてくれません。
一方で税理士へ依頼すれば全てやってくれるので、その点は大きな違いです。
税理士資格を持った人しかできない代理での申告は、付加価値が高いと言えるでしょう。
また、国の制度を維持させているとも言えます。
国のための仕事であり、また申告の手助けが必要なお客様のための仕事でもあります。
ただし、お客様はそれらだけでなく、数字を根拠としたお金のアドバイスも求めています。
自分のため
税金の計算自体は、法律でやり方が決まっているので、本来であれば税理士によって大差はないでしょう。
そのため、税理士を選別するなら、どんなお金のアドバイスができるかという観点を取り入れるのがひとつの考えです。
税理士自身がそのアドバイスを得意とし、生業にして自分のことのように寄り添ってくれるようなら、相談したいものd
【編集後記】
今日は初夏を思わせるくらいの
良い天気。外にいる時間が長く、
日差しで熱が体にこもるほど。
【1日1新】
・DISNEY YUKIMASA IDA "ONLY TIME WILL TELL"
・東京おもちゃ美術館